まちづくりスポット大津

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まちづくりスポット大津

tel. 077-511-9814
開館時間:10:00~18:00
(休館日:日曜・年末年始)

新着情報news

【開催報告】スタートアップ@HASHTAG!オープン記念トークセッション

イベント報告

11月29日、商業施設「ブランチ大津京」のオープンとともに「まちづくりスポット大津」も誕生しました。
オープニング期間には“スタートアップ@HASHTAG!!”と題して、金~日曜日の3日間に各日特色あるイベントを開催しました。今回は、初日に開催した「ハッシュタグオープン記念トークセッション」の様子をご紹介します。

 

日 時:2019年11月29日(金)13:30~16:00
場 所:ハッシュタグ大津京 シェアスペース
ゲスト:
・押栗泰代さん(認定特定非営利活動法人マイママ・セラピー代表理事)
・浅井一美さん(あさいこどもクリニック看護師・ママパスおおつ編集長)
・遠藤恵子(認定特定非営利活動法人しがNPOセンター理事)
参加者:26名(内訳:一般20名、スピーカー3名、スタッフ3名)
主 催:認定特定非営利活動法人しがNPOセンター まちづくりスポット大津

 

ごあいさつ&自己紹介

オープニングには、まちづくりスポット大津の運営組織 認定特定非営利活動法人しがNPOセンター 代表理事の阿部からご挨拶し、この拠点開設の意義と意気込みをお伝えしました。また、館に勤務するスタッフ4名から自己紹介をさせていただきました。
それぞれのスタッフが、この場所でどのような活動サポートを行っていけるか、ご活用への期待を込めて紹介しました。

この日のメインイベントはトークセッションですが、その前に、参加者の皆様にまず、拠点施設「ハッシュタグ大津京」について知ってもらうため、館内案内と貸館利用についてのご説明を行いました。

  

 

トークセッション開始!大津で活躍する女性たち…

トークセッションは「自分の生き方に合わせたキャリア創り」と題して行いました。
スピーカーには、「ゆりかごタクシー」の普及等の取り組みで知られる押栗泰代さん(認定NPO法人マイママセラピー・株式会社ナーシングクリエイト)と、子育てママのための情報誌「ママパス大津」を創刊した浅井一美さん(ママパス大津編集長・あさいこどもクリニック看護士)という大津でご活動を広げておられるお二人をゲストにお招きしました。
進行は、しがNPOセンター理事であり、東近江市の中間支援組織「認定NPO法人まちづくりネット東近江」の事務局長である遠藤恵子が行い、そこにスピーカーとして、まちづくりスポット大津マネージャーの馬場環が加わりました。

 

それぞれの方にまず、自己紹介に加えて「ご活動をやっていく中でどういった悩みがあったか」を尋ねました。

押栗さんは活動を振り返り、保健師として開業・独立された背景に触れ、「保健サービスに対してどのような対価の設定をするか」という葛藤があったこと、またその葛藤を抱えながら活動資金を得ていくために助成金事業への申請を行っていったと話されました。
浅井さんは、ママパス大津の発行に触れて、目標とするビジョンややりたいことはたくさんある中で、それを実現させていくのにどのようにしたらよいか、自分だけではわからないことが多い、という悩みを紹介いただきました。

  

 

ハッシュタグ大津京を拠点に…まちづくりスポット大津でできること?

お二人の活動への悩みを受けて、馬場からは自身が行ってきた「コミュニティサロンらんぷ」によるママ支援・女性起業家支援の活動を通じて、これからのサポートの形について提案しました。漠然と「なにかしたいな」という方が一歩踏み出せる・そんな人たちの背中を押せるサポートができたら…、「ハッシュタグ大津京」という拠点と、そこからつながる利用者のネットワークを充実させて、新しい活動を起こしていく手助けができるように、と話しました。

浅井さん、押栗さんのご活動の中でも、そんな「何かしたくて考えている」人たちとご一緒されたり、相談に乗られることが多いといいます。
例えば、子育て中のママたちが「後輩ママにこの経験を伝えたい」と行動を起こす、また、出産や育児という大きな転機を経て何かに取り組む人がいる。さらに、シニア層ではリタイア後の男性が「何をしていったらいいか」「何かに経験を活かしたい」と悩みを持つ、育児や介護が落ち着いた年代の女性が「何かしたい」と思う、という傾向があるようでした。

押栗さんがご活動を起こされた当初は、中間支援団体によく相談に行かれたといい、「相談に行く場、対応してくれる人」がいることの重要さを実体験とともに紹介いただきました。(活動支援を行っていく まちづくりスポット大津としても、重要なご意見をうかがえて一同気持ちが引き締まりました!)

 

 

会場からの質問:「どうやって困ったことを切り抜けてきた?」

会場からの質問で、印象的なものがありました。「ご活動の中の困りごとをどうやって切り抜けたのか?」というものです。

いろんな人に助けてもらって…周囲の人や、自分と同じ目標を持つ先輩、SNSでつながっている仲間、という浅井さん。助成金にチャレンジしては様々なコメントに打たれていたという押栗さんは、これをクリアしたら次のステップ!と切り替えて、コメントは自分の成長の糧として進んだ、と紹介。また取り組みそのものへの使命感も大きな原動力のようでした。

馬場からは、失敗がないと次に動いていけない、失敗してもいいという気持ちでまず取り組むことが大切、と紹介し、「やってみたい」と思う人の背中を押す活動を行いたいと意気込みを語りました。

 

 

それぞれの方の活動から生まれた知見を大いに伺えたトークセッション。
他にも、これからの大津のまちづくり・人づくりが話題になったり、後継者育成への取り組みについて…など広がりました。また、まちづくりスポット大津の活動やサポート機能へのご期待も伺い、終了しました。

最後は簡単な交流を行う名刺交換をしてお開きとなりました。各所でいろいろな情報交換が行われていました。このような場を引き続き運営していけるように、活動を進めていきたいと思っています。

 

―お集まりいただいた皆様、ありがとうございました!

 

オープニングイベント3日間の記録

【開催報告】スタートアップ@HASHTAG!オープン記念トークセッション
https://machispo-otsu.net/news/20200424-153/

【開催報告】とっておきのコーヒー講座~スタートアップ@HASHTAG!
https://machispo-otsu.net/news/20200428-165

【開催報告】きぐみのつみきクミノで遊ぼう!~スタートアップ@HASHTAG!
https://machispo-otsu.net/news/20200430-175/

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