まちづくりスポット大津

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まちづくりスポット大津

tel. 077-511-9814
開館時間:10:00~18:00
(休館日:日曜・年末年始)

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【実施報告】③実践者に聞く!“場”づくりのイロハ

イベント報告

③実践者に聞く!“場”づくりのイロハ
居場所づくり活動のこれから
~子供の居場所づくり、こうやって歩んできて、こうやって歩んでいく~

■開催に至った経緯や目的・ねらい
まちづくりスポット大津では、地域コミュニティの持続性を高めるため、まちづくりを担う人材育成に取り組んでいます。今回は“場”づくりをキーワードに、活動を一からつくりあげ、実践を重ねておられる講師を招き、活動を始めたきっかけや原動力、今後の挑戦について3回に渡りお話を伺いました。講座を通して参加者が活動をはじめるきっかけと視点を得たり、すでに何とかしたい課題に向き合い行動している方にとっては、次の一手につながるヒントを発見出来る場になればと思っています。

■概要
日時:2021年3月13日(土)13:30 ~16:00 
場所:まちづくりスポット大津
講師:幸重忠孝さん 
(NPO法人 こどもソーシャルワークセンター理事長)
参加者:8名

■当日の様子
幸重さんが現在の活動を始めるきっかけとなったのは、子供時代の経験からだそうです。子供時代から地域のNPO活動に参加していた幸重さんは、大学生になるとNPO法人山科醍醐こどものひろばでユースリーダーとして活動され、児童養護施設指導員、大学教員を経て2009年から山科醍醐こどものひろば理事長になりました。また子供の貧困対策事業を立ち上げ、夕刻を支える夜の居場所づくりを始めたりもされました。現在は滋賀県大津市に新たな活動拠点を立ち上げ、NPO法人こどもソーシャルワークセンターの理事長として、生きにくさを抱える子供若者の居場所づくりを進めています。幸重さんが子供の居場所づくりにこだわる理由は2つあります。1つは自身の経験からです。中学生時代に人間関係に苦しんだ時や、浪人時代に孤立と貧困生活を強いられた時、地域の居場所に救われた経験がありました。そしてもう1つは困難さを抱える子供たちとの関わりからです。児童養護施設で感じた福祉施設の限界や、スクールソーシャルワーカーだからこそ、学校で出来ないことを感じていることが、幸重さんが子供の居場所づくりに取り組む理由になっています。幸重さんが理事長をしているこどもソーシャルワークセンターの実際の活動の一つに、トワイライトステイというものがあります。これは、保護者の夜間就労や、病気、障がいなど様々な家庭の事情で夜に寂しさを感じている子供たちの居場所づくりを目的としています。トワイライトステイでは、子供たち2~3人と週に1回、17時から21時まで、夕食や入浴、学習、遊びなどをして過ごしています。こどもソーシャルワークセンターでは他にも、髪を切りに行けない子供に向けてまちの美容師と始めた「ハピハピカット」や、まちのファッションブランドとコラボして行った「チャリティアイテム」などにも取り組んでいます。今後の展開として、共に子どもの居場所づくり活動に取り組む団体の活動を広げるための仕組みづくりや関係機関への働きかけの必要性、子どものSOSを見つけるためのつながりづくりについてなど次の一手の取り組みを進めていかれるそうです。

■参加者の声
・今あるもの、地域の人を巻き込む。楽しんでやること。またボランティアのみなさんにとっても居場所となる
よう活動されているとのこと。私どもの活動にも活かしたい!!取り組みだと思いました。
・子どもの貧困についての取り組みをきっかけに実際に活動されている団体の生の声を聞けて勉強になりました。場所の提供は全国でできますが、ソフト面のボランティア募集や活動内容などを具体化して継続してできる取り組みを考えていきたいと思いました。

■講座を聞いての感想(まちづくりスポット大津インターン生)
現在大学生の私が小学生や中学生だったころ、地域の子供同士のつながりというものは非常に薄くなっていたように思います。遊ぶのも同じ学校の同級生ばかりで、学年が違ったり、他の学校に通う人と遊ぶということは、ほとんどありませんでした。しかし様々な理由で今の居場所に対して居心地の悪さを感じている人たちにとって、地域の居場所というものは非常に重要だと思います。幸重さんのように問題意識を行動に移そうと思っている人たちがいるからこそ、その問題に悩まされている人が救われています。私も様々な社会課題について学ぶだけでなく、それについて実際に自分がどう働きかけていけるのかを考えていきたいです。

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