【報告】防災手帳づくりワークショップ ~親子で考える災害時の備え~
開催趣旨
4月1日、令和6年能登半島地震から3カ月が経ちました。ニュースで目にする機会が減ってきましたが、まだまだ現地での復旧・復興・震災被災支援の活動は続いています。
まちづくりスポット大津では、毎年防災の大切さを発信する活動を行ってきました。2023年度は、防災に関する展示とともに、いざというときに大人も子どもも一人一人が備える「防災手帳」づくりを行いました。
開催概要
日時:2024年3月31日(日)
防災展示(随時)
防災手帳づくりWS ①10:00~10:40 ②11:00~11:40
場所:まちづくりスポット大津
参加者:来館者20名、WS参加3組(大人4名、子ども7名)
参加費:無料
当日の様子
開催日の3月31日(日)は、まちスポ大津が運営する「ハッシュタグ大津京」シェアスペースの利用者の方が出店・発表される「ハッシュタグフェスタ春の文化祭」が行われ、ブランチ大津京はとても賑やかでした。
まちスポ大津でも、防災について考える機会を作りたい、とこの日に合わせて防災展示企画を行いました。
この日に合わせて滋賀県防災対策室や大津市危機・防災対策課から防災啓発のパネルをお借りしたり、啓発資材を提供いただき、活用させていただきました。イベントの日には多くの人が行き交うまちスポ大津の施設前、よく見るように様々な情報展示を行いました。さらに、エコイートブランチ大津京店の情報提供などで、アルファ米商品情報も展示しました。
また、個人で準備されている災害時非常持ち出しのリュックもお借りしました。
災害直後、とりあえずこれを持って逃げたらよいものが整理されているリュック、飲料水や着替えなども入っており、なかなかの重量感です。実際に背負ってみてもらうなどし、緊急の備えとポイントについて考えてもらう機会になりました。
WSでは、日頃の家での備えを確認したり、実際にどういう状況で災害に合うかわからない、ということを共有したりして「いざ」というときの対応について考えました。「防災手帳」は一人で災害にあった時に必要になる大事な情報をまとめたもので、家族の連絡先から始まり、家族でどう合流するか、ということを書き出していきます。小学生のお子さんにも作成してもらい、ご家族で「こういう場合、どこに避難するか」などについて話をしてもらいました。
小学生は学校で防災訓練をやっている、という子がほとんど。身を守る準備とともに、家やそれぞれ一人一人が備えられるように、何も起きていない今、考えておきましょう、とお伝えして閉会しました。
※防災手帳づくりWSは、まちスポ大津理事であり、防災士でもあるNPO法人マイママ・セラピー 理事長 押栗泰代さん(ナーシングクリエイト株式会社代表取締役)のWSから実践させていただきました。参考にコラムもご覧いただき、ご家庭でもつくってみてください!
👉 「私の防災手帳」をつくってみましょう
まちスポ大津の能登半島地震寄付受付中
まちスポ大津では、能登半島地震への寄付を受付、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ・令和6年能登半島地震)」へ全額お届けします。まちスポ大津への寄付は、税制控除の対象となります。
全額を復興には長い時間を要します。多くの方からの継続的な支援を集め、現地の復興に少しでも力を寄せましょう!
ご寄付は以下の方法で可能です。
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クレジットカードでの寄付は、👇コングラントの寄付募集ページからも行っていただけます。
https://congrant.com/project/mcp/10414/form/step1
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