【報告】親子で知ろう!!「ぼうさいって?」


2025年2月15日(土)にブランチ大津京のさんかく広場にて「ブランチ防災 防災について一緒に考えよう」が開催されました。ブランチ大津京が持つ防災設備の点検と設置訓練を兼ねてバルーンシェルターの設置をし、まちスポ大津ではイベント中、近江神宮外苑公園内にあるマンホールトイレを設置、展示・案内を担当しました。 さらに「ブランチ防災」と連動してまちスポ大津では、“親子で知ろう!!「ぼうさいって?」”と題し、コミュニティスペースにおいて防災カルタ・クイズ、災害時の簡易トイレの展示、大和リース株式会社から寄付いただいた備蓄食の缶詰パンの試食などを行いました。 これは昨年11月にまちスポで開催した防災企画に引き続き、ブランチ大津京の周辺住民や防災に関心のある住民、ブランチ大津京来館者が親子だけではなく、みんなで防災について考えてもらうことで地域防災への気づきにつながればという思いで開催しました。
開催概要
日 時:2025年2月15日(土)会 場:まちづくりスポット大津コミュニティスペース
近江神宮外苑公園
来館者:59人(内、子ど23人/カルタ参加4組/クイズ参加5組)
体験して防災を考える
週末ということもあり、まちスポ大津のコミュニティスペースには親子連れが多く訪れてくれました。入ってすぐ目を引いたのは「簡易トイレ」。日常ではキャンプや防災グッズ等の収納に使えることを伝え、実際に座ってもらいその感触を確かめてもらいました。「缶詰パン」の試食は「しっとりフワフワで食べやすい」「アレルギー源がないから食べられる」「美味しい」と好評でした。カルタは1日3回に分けて開催し、隙間時間で防災クイズも実施しました。参加いただいた方にはカルタの感想をメッセージカードに書いてもらい、引き換えに携帯用防災トイレや飴をプレゼントしました。カルタやクイズを通して楽しく防災の知識を得られてよかったという声を多数いただき、身近なところから防災を考える機会になりました。

ボランティアの協力
滋賀短期大学附属高校の生徒5名がボランティアとして参加してくれました。生徒たちはまず、バルーンシェルターやマンホールトイレの見学、自衛隊の出展コーナーで土嚢や新聞スリッパ作りに参加し、その後はコミュニティスペースでクイズやカルタの読み手をしてもらいました。防災カルタでは1枚ずつカードの絵や言葉をかみ砕いて説明をしながら元気いっぱいで読み進めてくれたので、参加した子ども達はとても楽しそうでした。またチラシを手に、ブランチ大津京に来られたお客様に工夫しながら声掛けをしてもらいました。最後に生徒達には1日の振り返りをしてもらい、防災からみたブランチ大津京の位置付けや、カルタなどからいざという時のあれこれを知れてよかったなど感想を聞かせてもらえ、担当教員からはコロナ禍から中々ボランティアなどの活動ができないなか、地域や社会との繋がりを学ぶ貴重な経験となったとの声をいただきました。まちスポ大津として生徒にとってよい経験の場になったこと、イベントをさらに楽しく盛り上げてもらえたことは大変嬉しく思いました。これからもこのような受け入れが出来るよう、取り組んでいきたいと思います。




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